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2014年2月1日土曜日

トニ・モリスン『ホーム』帯文書きました

トニ・モリスン『ホーム』(早川書房)の帯文を書かせていただきました。人生初の帯の仕事でドキドキでしたが、やってみたら楽しかったです。やっぱりこの『ホーム』という本が素晴らしいからだと思います。主人公の男性が、こっそり人体実験をしている医者の家から妹を救い出す、そして彼女をコミュニティの女性たちが伝統療法のようなもので癒すという話ですが、モリスンはとにかく文章の力が凄まじいです。ノーベル賞作家であるモリスンを知ってはいても敬遠しているという人も多いでしょうが、読まないと人生の楽しみを損していると思います。