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2018年11月28日水曜日

11月28日にアルパナー・ミシュラさんを囲むシンポジウムをします

2018年11月28日にインドの作家のアルパナー・ミシュラさんを囲むシンポジウムをします。
https://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2018/11/post_182/
場所は東京大学駒場キャンパスで、時間は午後5時半からです。他に中村和恵さん、武田将明さんが出演します。
ご興味があれば。


2018年11月24日土曜日

連載エッセイ『街と小説』の福岡編プロローグをアップしました

連載エッセイ『街と小説』の福岡編プロローグをアップしました。
http://rittorsha.jp/column/2018/11/5-0.html
祖父母や親戚が住む福岡は僕にとっても縁が深い街です。子供時代の里帰りの様子を中心に書いてみました。

『週刊新潮』で岩城けい『Matt』を書評しました

『週刊新潮』2018年11月08日号で岩城けいの『Matt』を書評しました。
https://www.bookbang.jp/review/article/560494
日本人が外国に入っていくときの感覚を書かせたら、岩城けいの右に出る者はありません。言葉の悩みやアイデンティティを巡る苦しみなど、本当にリアルです。
本作ではオーストラリアで成長する青年が、日本人を憎む級友と会って葛藤します。人種差別や負の歴史に正面から向い合う勇気ある作品だと思います。

11月10日の『朝日新聞』で村田沙耶香『地球星人』を書評しました

2018年11月10日の『朝日新聞』朝刊書評欄で村田沙耶香の『地球星人』を書評しました。
https://book.asahi.com/article/11937763
ドメスティック・バイオレンスあり、性的虐待ありと、村田沙耶香の本作はいつもどおりカラフルです。敵対的な家族や社会に囲まれて女性がどう生き抜くのかを真摯に探究しているからこそ、村田沙耶香は多くの人々から支持されているのでしょう。

11月16日の番組『グッド・モーニング』で全米図書賞についてコメントしました

2018年11月16日のテレビ朝日『グッド!モーニング』で朝6時半ごろ、全米図書賞についてコメントしました。
https://www.tv-asahi.co.jp/goodmorning/
多和田葉子『献灯使』の英訳が今年の全米図書賞の翻訳部門を受賞したということで話題になっています。そもそも全米図書賞が世界の文学賞においてどれほど重要なのかをコメントしました。

11月24日の朝日新聞でモレッティ『ブルジョワ』書評しました

2018年11月24日の朝日新聞朝刊書評欄でフランコ・モレッティの『ブルジョワ』を書評しました。
https://book.asahi.com/article/11967412
 膨大な読書を基礎に、連想のまま思わぬ作品を繋げていく刺激的な講義という感じの本です。勤勉・真面目・効率的の果てに疲れ切っている我々が人生をどう考えればよいのか、という思索の書物でもあります。