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2021年12月29日水曜日

東京新聞でノーベル文学賞選考について話しました

 東京新聞2021年10月20日号夕刊でノーベル文学賞選考について話しました。

https://www.tokyo-np.co.jp/

次の東アジアからの受賞者はおそらく女性だろう、という部分で日本文学研究の木村朗子先生と意見が一致していたのが印象的でした。

『週刊読書人』で東直子さんが『教養としてのアメリカ短編小説』を取り上げてくださいました

 『週刊読書人』2021年12月10日号で歌人で作家の東直子さんが『教養としてのアメリカ短編小説』(NHK出版)を取り上げてくださいました。

https://dokushojin.com/index.html

コンパクトに良いところを圧縮して言ってくださっていて、本当に有り難いです。深く感謝しております。

ブックファースト新宿店『名著百選2021』で宮本常一について書きました

 ブックファースト新宿店『名著百選2021』で宮本常一『忘れられた日本人』(岩波文庫)について書きました。

http://www.book1st.net/event_fair/fair/

もともと文化人類学者の中村寛さんに進められて読んだのですが、衝撃の名著でした。語り口調も中身も全部面白い。少し前の日本なのに外国のようで、でも自分の身体の中にもこうしたノリが残っているようで、不思議な読書体験でした。『名著百選』という冊子をパラパラと眺めていると、素晴らしい人達が本当にいろんな本を勧めていますね。こうした書店の取り組みはとても貴重なものだと思います。


アメリカ文学会東京支部で発表をしました

 アメリカ文学会東京支部の12月例会(2021年12月11日)で発表をしました。

http://www.tokyo-als.org/

僕はMilton MurayamaのAll I'm Asking for Is My Bodyについてお話させていただきました。司会の有光道生先生、他の発表者の吉田恭子先生、温又柔さんと素晴らしい方ばかりで、すごく勉強になりました。学会で発表するのは久しぶりだったのですが、とても楽しく話すことができました。どうもありがとうございました。


日本経済新聞でヘミングウェイ『老人と海』について書きました

 日本経済新聞2021年12月19日号でヘミングウェイ『老人と海』について書きました。

https://www.nikkei.com/

カラー面に載るとなんだか嬉しいですね。アメリカ文学一番の古典に親しんでくださる人が一人でも増えたらいいなあ。

2021年11月27日土曜日

2月5日に東直子さんと対談をします

 2022年2月5日に歌人で作家の東直子さんと対談をします。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1242660.html

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1242664.html

場所はNHK文化センター青山教室で、時間は午後1時からです。オンラインと対面の両方で行います。短歌や俳句など短い詩と短編小説に共通する短さの魅力となにか、みたいな話ができればと思っております。ご興味があれば。


2021年11月16日火曜日

11月20日に朝日カルチャーでアトウッド『侍女の物語』についてお話します

 2021年11月20日に新宿の朝日カルチャーでアトウッド『侍女の物語』についてお話します。

https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/36176738-358c-d375-e4d4-6129ab9a1488

時間は15時30分からで、対面と配信のハイブリッド形式で行います。ご興味があれば。

2021年11月6日土曜日

ALL REVIEWS公式オンラインショップで本の割引販売をしています

 ALL REVIEWS公式オンラインショップで僕が出品した本の割引販売をしています。

https://allreviews.shop/?category_id=6184b81b9dbfee11c8c77d93

すべて定価の3割引なので、かなりお得なのではないでしょうか。比較的きれいめな本が多いです。ご興味があれば。

12月17日に與那覇潤さんと対談します

 2021年12月17日の19時から、與那覇潤さんと対談します。場所はNHK文化センター青山教室で、対面と配信の両方があります。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1241008.html

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1241108.html

タイトルは「歴史がおわったあとに、文学に何ができるか?」で、『教養としてのアメリカ短篇小説』(NHK出版)出版記念講座となります。とはいえ與那覇潤さんの新刊である『平成史』(文藝春秋)『歴史なき時代に』(朝日新書)などの話もガッツリしようと思っています。與那覇さんの本は面白くて勉強になって、どれも夢中で読んでしまいます。このたび與那覇さんと直接お話できる機会をいただけてとても嬉しいです。ご興味があれば。

毎日新聞にエッセイ「ノーベル文学賞の謎」が載りました

 毎日新聞2021年11月4日朝刊にエッセイ「ノーベル文学賞の謎」が載りました。

https://mainichi.jp/articles/20211104/ddm/004/070/019000c

ノーベル文学賞は日本でもすごく有名ですが、いろいろと謎がありますよね。どうして聞いたことがない人ばかり獲るのか、逆になぜ村上春樹はまだ獲らないのか、など。そうした疑問に答えていきます。ご興味があれば。

2021年11月2日火曜日

産経新聞に『教養としてのアメリカ短篇小説』書評載りました

 産経新聞2021年10月31日朝刊に『教養としてのアメリカ短篇小説』(NHK出版)が書評載りました。

https://www.sankei.com/article/20211031-FSIWXDVX7JMABO5FUTKTTN5ERI/

「平明な言葉で深く読み解く」と、これ以上ないお褒めの言葉をいただきました。どうもありがとうございます。

オンデマンド講座「シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ・オハイオ』」をアップしました

 オンデマンド講座「シャーウッド・アンダーソン『ワインズバーグ・オハイオ』」をアップしました。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1240711.html

ご興味があれば。

1月29日に小森陽一先生と対談をします

2022年1月29日土曜日13時から、NHK文化センター青山教室で日本文学研究者の小森陽一先生と対談をします。テーマは、「いま、漱石を読み直す」です。この対談はオンラインと対面両方のハイブリッドで行われます。

オンライン

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1240811.html

対面

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1240728.html

小森陽一先生には30年ほど前、大変お世話になりました。授業で谷崎潤一郎や志賀直哉を読んだのは良い思い出です。久しぶりにお目にかかって、夏目漱石について存分にお話したいと思っております。ご興味があれば。

2021年10月21日木曜日

2021年10月19日火曜日

日本経済新聞で竹内康浩・朴舜起『謎ときサリンジャー』を書評しました

日本経済新聞2021年10月9日朝刊で竹内康浩・朴舜起『謎ときサリンジャー』(新潮選書)を書評しました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD139C90T10C21A9000000/

サリンジャーの各小説を禅の実践として読み解く、という意欲的な作品です。この本に誘われてオイゲン・ヘリゲル『弓と禅』(角川ソフィア文庫)など再読してしまいました。ご興味があれば。

2021年10月9日土曜日

『教養としてのアメリカ短編小説』第1講が期間限定で公開されました

 『教養としてのアメリカ短編小説』第1講が10月15日までの期間限定で公開されました。

https://nhkbook-hiraku.com/n/n3959c46e7066

ご興味がある方はお読みいただけると嬉しいです。

2021年10月7日木曜日

日経電子版で『ノーベル文学賞のすべて』が紹介されました

 日経電子版で『ノーベル文学賞のすべて』が紹介されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD280GN0Y1A920C2000000/

本当にありがとうございます。ご興味があれば。

2021年10月3日日曜日

NHKカルチャー講座の紹介動画がyoutubeにアップされました

 NHKカルチャー講座の紹介動画がyoutubeにアップされました。

https://www.youtube.com/watch?v=PFOHIihYRWU&t=7s

これは、アメリカ文学の古典を紹介するオンデマンド講座に関する動画です。ご興味があれば。

ヘミングウェイ編

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238754.html

サリンジャー編

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238756.html

ジェイムズ・M・ケイン編

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238368.html

時事通信の記事で『ノーベル文学賞のすべて』が取り上げられました

時事通信社配信の記事で『ノーベル文学賞のすべて』(立東舎)が取り上げられました。他にも、ノーベル文学賞に関して僕のインタビューが掲載されています。

https://www.jiji.com/

2021年9月27日月曜日

NHK「100分de名著 ヘミングウェイ・スペシャル」に出演します

 NHK「100分de名著 ヘミングウェイ・スペシャル」に出演します。放送月は10月です。

100分 de 名著 (nhk.or.jp)

放送日時は、毎週月曜日/午後10時25分~10時50分 <再>水曜日/午前5時30分~5時55分、午後0時~0時25分(Eテレ)だそうです。

取り上げる本は

『老人と海』、「敗れざる者」(『われらの時代・男だけの世界』所収)、『移動祝祭日』です。いずれも新潮文庫です。この三冊には僕の帯もつきます。

すでに放送とリンクしたテキストも発売されています。

ヘミングウェイ スペシャル 2021年10月 (NHK100分de名著) | 都甲 幸治 |本 | 通販 | Amazon

ヘミングウェイの名作を再読しながらテキストを作り、伊集院光さんと語り合う日々はいささか辛く、でもとても楽しかったです。あとは視聴者の方々にも楽しんでいただけたらいいなあ、と思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

『ノーベル文学賞のすべて』(立東舎)を刊行しました

立東舎から編著で 『ノーベル文学賞のすべて』を刊行しました。

http://rittorsha.jp/items/19317422.html

ノーベル文学賞のすべて (立東舎) | 都甲 幸治, 江南 亜美子, 阿部 公彦, 日吉 信貴, 栩木 伸明, 宮下 遼, 山内 功一郎, 松永 美穂, 澤田 直, 松下 隆志, 久野 量一, 中村 和恵, 中村 隆之, 栩木 玲子, 柳原 孝敦, 田尻 芳樹, 北田 信, 岡室 美奈子, 江田 孝臣, 平野 啓一郎, 坂本 葵, 野谷 文昭, 鈴木 雅雄, 三神 弘子, 斎藤 寿葉, 萩埜 亮, 都甲 幸治 |本 | 通販 | Amazon

過去の受賞者の解説、惜しくも受賞を逃した人たちの話、今後取る可能性の高い作家の説明、そしてノーベル文学賞選考の舞台裏、と盛り沢山な内容になっております。とても優れた著者の方々に恵まれて、素晴らしい本になりました。どうもありがとうございます。

Figaro Japon 11月号で本を5冊セレクトしました

 Figaro Japon 11月号の特集「世界が変わる時に読みたい本。」で本を5冊セレクトしました。以下のとおりです。

マーガレット・アトウッド『誓願』(早川書房)

ドミニク・チェン『未来をつくる言葉』(新潮社)

ドン・デリーロ『沈黙』(水声社)

温又柔『櫓肉飯のさえずり』(中央公論新社)

三浦哲哉『LAフード・ダイアリー』(講談社)

ご興味があれば。

https://madamefigaro.jp/magazine/figaro/

2021年9月13日月曜日

9月19日にB&Bで中村寛さんと対談をします

 2021年9月19日に下北沢B&Bで文化人類学者の中村寛さんと対談をします。

http://bookandbeer.com/event/20210919/

このイベントはオンライン配信のみで、見逃し参加もできます。15時スタートで、入場料は1650円です。

中村さんとは互いに大学院生時代からの知り合いです。ニューヨークのブラック・ムスリムで数年フィールドワークをして博士論文を書くなど、いろいろなことを体験してきた、とてもおもしろい人です。平凡社からの新刊、『アメリカの<周縁>をあるく』がこれまた面白くて、旅行記のような、自伝のような、哲学的エッセイのような、不思議な本になっています。こういう著作は大好きです。

イベントでは、特にアメリカへの長期の旅を記した複数の本をきっかけに、いろいろと話しを膨らませていこうと思っています。予習として今、どんどん読んでいるのですが、とても興味深いものばかりです。

書籍特売のお知らせ

 現在下北沢の書店bookshop travellerにおいて、僕の著書と蔵書の特売フェアをやっております。価格は税抜価格の更に3割引きで、かなりお得なのではないでしょうか。10月11日までの予定です。新しい、状態の良いものが多いので、必ずやご満足いただけるかと思います。ご興味があれば。


9月25日現在、フェアはいったん休止しているようです。28日火曜日から再開だとか。どうぞよろしくお願いします。(9月29日加筆)

https://allreviews.jp/news/5625


2021年7月25日日曜日

日本経済新聞でデリーロ『沈黙』を書評しました

 2021年7月24日の日本経済新聞朝刊読書欄でドン・デリーロ『沈黙』を書評しました。

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO74081200R20C21A7MY5000/

わりと短い作品ですが、デリーロらしい楽しみいっぱいの作品になっています。ご興味があれば。

NHKカルチャーセンターのオンデマンド講座始まりました

 NHKカルチャーセンターのオンデマンド講座始まりました。タイトルは「アメリカ文学を味わう」で、アメリカ文学の古典について一冊ずつ90分の語りおろしをしていく予定です。一本ずつ視聴可能です。合計12本にするつもりです。第一回はアーネスト・ヘミングウェイ『日はまた昇る』です。ご興味があれば。

NHK文化センターオンライン教室:アメリカ文学を味わう ヘミングウェイ『日はまた昇る』 | 好奇心の、その先へ NHKカルチャー (nhk-cul.co.jp)

2021年6月11日金曜日

7月10日に朝日カルチャーでサリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』について話します

 7月10日の朝10時半から、朝日カルチャーセンター新宿教室でJ・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』について話します。

https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/7438c9f3-5eba-a133-fe50-607e34092d9e

これは申し込めば、新宿教室で直接受講も、ご自宅でズーム受講もできるというハイブリッド授業となっております。なお、受講者限定で1周間の後追い再生も可能です。この講座でサリンジャーの魅力にグッと迫りたいと思います。ご興味があれば。

2021年6月2日水曜日

6月からの新オンライン講座「英語で読みたい!アメリカ文学」がPRTIMESで紹介されました

 6月16日からNHKカルチャーの新講座「英語で読みたい!アメリカ文学」が始まります。PRTIMESというサイトでこの講座が紹介されました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000071793.html

短編を英語で読む、というのはNHKカルチャーでは初めてで、ワクワクしています。ご興味があれば。

2021年5月10日月曜日

『新潮』で三浦哲哉『LAフード・ダイアリー』を書評しました

 『新潮』2021年6月号で三浦哲哉『LAフード・ダイアリー』(講談社)を書評しました。

https://www.shinchosha.co.jp/shincho/

アメリカの雑多な街に潜む叡智について、1年暮らしながらじわじわ肉薄していく三浦さんの姿勢には学ぶべきことが多いです。まるでアレクシス・ド・トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』のようだと思いました。僕もロサンゼルスには3年ほど住んでいたので、懐かしいような嬉しいような気分で読めました。おすすめ。

『大修館英語通信What's New!』で『引き裂かれた世界の文学案内』を書評しました

 『大修館英語通信What's New!』2021年4月号で『引き裂かれた世界の文学案内』(大修館書店)を書評しました。

https://www.taishukan.co.jp/gcdroom/gcd_tsuushin/gcd_tsuushin.html

自分の書いた本を書評するって難しいですね。

2021年5月7日金曜日

6月からNHKカルチャーで新オンライン講座「英語で読みたい!アメリカ文学」が始まります

 6月16日からNHKカルチャー青山教室で新オンライン講座「英語で読みたい!アメリカ文学」が始まります。

https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1229744.html

テキストはペンギンブックスから出ているアメリカ文学短編のアンソロジーで、一回につき短編を一本、英語で読んでいきます。時間帯は水曜日の夜です。ご興味があれば。


【タイトル】1年で学ぶ教養 英語で読みたい!アメリカ文学

【内容文】講師厳選のアメリカ文学の短編10作品を毎月1本ずつ、一緒に英語で読んでいきませんか。できるだけテキストを読んだ上でご参加ください。講座はすべて日本語で行います。講師による作品の背景や内容の解説、そして受講生も加えたディスカッションを通して、英語の名作を味わっていきます。大人になった今だからこそ、読みたい、語り合いたい名作ばかりです。

 

【日時】いずれも19:30~21:00

2021/06/16(水)                    Washington Irving, “The Little Man in Black”(1807) 

2021/07/21(水)                  Nathaniel Hawthorne, “Young Goodman Brown”(1835) 

2021/08/18(水)                    Edgar Allan Poe, “The Tell-Tale Heart”(1843) 

2021/09/15(水)                    Sherwood Anderson, “The Untold Lie”(1917) 

2021/10/20(水)                    Ernest Hemingway, “Out of Season”(1923) 

2021/11/24(水)                    Flannery O'Connor, “A Late Encounter with the Enemy”(1953) 

2021/12/15(水)                    John Cheever, “Reunion”(1962) 

2022/01/19(水)                    Raymond Carver, “Collectors”(1975) 

2022/02/16(水)                    Richard Ford, “Communist”(1985) 

2022/03/16(水)                    Jhumpa Lahiri, “The Third and Final Continent”(1999) 

 

【テキスト】Kasia Boddy ed. The New Penguin Book of American Short Stories: from Washington Irving to Lydia Davis. Penguin Books, 2011.各自、書店やネットでお買い求めください、(kindleでも可)

→Amazonではこちら

https://amzn.to/3vMH7DV



2021年4月24日土曜日

『ハーパーズ・バザー』でお気に入りの本10冊について書きました

 『ハーパーズ・バザー』2020年12月号でお気に入りの本10冊について書きました。以下のリンクで全文を読むことができます。

https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/books/a35070034/living-with-books-tokokoji-201230-hbr/

ヤフーニュースにも転載されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c800c0623b52ac2cf2c225f2b2b5c8a174a148f8?page=1

人生を振り返りながら、とても愛着のある本を挙げています。

アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』

ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』

ジュール・ヴェルヌ『海底二万海里』

ジュール・ヴェルヌ『二年間の休暇』

アントワーヌ・サン=テグジュペリ『星の王子さま』

ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』

J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』

村上春樹『風の歌を聴け』

レイモンド・カーヴァー『レイモンド・カーヴァー傑作選』

スコット・フィッツジェラルド『マイ・ロスト・シティ』

『朝日新聞』でヘミングウェイ、オースター、ラヒリについて書きました

 『朝日新聞』2021年4月10日朝刊でアーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』、ポール・オースター『ガラスの街』、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』について書きました。ここで全文を読むことができます。

https://book.asahi.com/article/14328984?iref=pc_ss_date_article

NHKカルチャー青山教室でやっているオンライン講座での経験を書きました。最初はドキドキだったのですが、結局は多くを学ぶことができました。受講生の皆さん、スタッフの方々には大変感謝しています。ともに文学への愛を分かち合う、というのは得難い経験で、毎月楽しませてもらっています。

『アメリカ文学研究』で坂根隆広『チャールズ・ブコウスキー』を書評しました

 『アメリカ文学研究』第57巻2020年号で坂根隆広『チャールズ・ブコウスキー スタイルとしての無防備』を書評しました。とても良い本で、楽しく書くことができました。学会誌という場は商業誌とはまた違った自由あって良いですよね。

http://als-j.org/contents_269.html

『AERA English』で日本の女性作家について語りました

『AERA English』2021年春夏号で日本の女性作家について語りました。

https://publications.asahi.com/ecs/13.shtml

最近、柳美里さんや多和田葉子さんなど、海外の文学賞を獲る方が多いですよね。どうして特に日本の女性の書き手が評価されているのかは気になるところです。この記事は以下のリンクで全文を読むことができます。

https://dot.asahi.com/dot/2021041600015.html?page=1

この記事はyahoo newsにも全文が転載されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9f56fe31280d1d03a827bd528196e602efe481f?page=1

2021年3月31日水曜日

4月からNHKカルチャーで新講座始まります

 4月からNHKカルチャー青山教室で新講座が始まります。とはいえ、これはオンラインなので世界中の人が受講できます。

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1205844.html

取り上げる作品はいかのとおりです。

オンライン講座「文庫で味わうアメリカ文学」 第 1 水曜 19:30~21:00 

4/7(水) エドガー・アラン・ポー(1809-49)『モルグ街の殺人事件』(岩波少年文庫) 5/12(水)ハーマン・メルヴィル(1819-1891)『ビリー・バッド』(光文社古典新訳文庫))

 6/2(水) アンブローズ・ビアス(1842-?)『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』(光文社 古典新訳文庫) 

7/7(水)ヘンリー・ジェイムズ(1843-1916)『ねじの回転』(新潮文庫) 

8/4(水) ジャック・ロンドン(1876-1916)『野生の呼び声』(光文社古典新訳文庫)

 9/1(水)ジェイムズ・М・ケイン(1892-1977)『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(新潮文 庫) 

10/6(水)アーネスト・ヘミングウェイ(1899-1961)『移動祝祭日』(新潮文庫)

 11/10(水)F・スコット・フィッツジェラルド(1896-1940)『フィッツジェラルド短編集』(新潮 文庫) 

12/1(水)J・D・サリンジャー(1919-2010)『ライ麦畑でつかまえて』(白水 u ブックス)

 1/5(水)トルーマン・カポーティ(1924-84)『夜の樹』(新潮文庫) 

2/2(水)トニ・モリスン(1931-2019)『青い目がほしい』(ハヤカワ epi 文庫)

 3/2(水)レイモンド・カーヴァー(1938-88)『レイモンド・カーヴァー傑作選』(中公文庫)

19世紀からアメリカ文学の古典的な作品を文庫で読んでいきます。講義ありディスカッションありの授業にしようと思っています。ご興味があれば。


2021年2月10日水曜日

『すばる』2月号でマーガレット・アトウッド『誓願』を書評しました

  『すばる』2021年2月号でマーガレット・アトウッド『誓願』(鴻巣友季子訳、早川書房)を書評しました。

http://subaru.shueisha.co.jp/

この本の前半である『侍女の物語』が最高に良かったので、これも楽しんで読めました。少女たちが力を合わせて抑圧的な宗教国家と戦うという展開がシビれます。ご興味があれば。

三辺律子さんとの対談が Web 記事になりました

 先日渋谷のBook&Cafe Bar BAGONEで行われた翻訳家の三辺律子さんとの対談が Web 記事になりました。

https://www.365bookdays.jp/posts/4368

とても良い記事にまとめてくださりどうもありがとうございます。対談をしてくださった三辺律子さん、スタッフの皆様、そしてもちろん動画を見てくださった方々、どうもありがとうございました。とにかく三辺さんが訳されたキプリング『ジャングル・ブック』の素晴らしさについて話せて良かったです。