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2018年3月28日水曜日

中村和恵さん、平凡社ライブラリー編集長Tさんとの鼎談2回目がアップされました

中村和恵さん、平凡社ライブラリー編集長Tさんとの鼎談2回目がアップされました。
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/511
タイトルは「〈LGBT〉のリアル」です。ご興味があれば。

2018年3月24日土曜日

中村和恵さん、平凡社ライブラリー編集長Tさんとの鼎談1回目がアップされました

中村和恵さん、平凡社ライブラリー編集長Tさんとの鼎談1回目が岩波書店のサイトにアップされました。
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/467
これは以前ジャッキー・ケイ『トランペット』(中村和恵訳)出版記念イベントとして、クリスマス当日に(!)行われたものです。
タイトルは「LGBTと世界文学」で、作品の話からいろんな方向に拡がっていきます。ご興味があれば。

2018年3月23日金曜日

『週刊新潮』でザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ/はりねずみ』について書きました

『週刊新潮』でザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ/はりねずみ』(白水社)について書きました。
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
シリア文学を代表する存在であるターミルは、いまやアラビア語圏を代表する小説家であり、児童文学者です。タッチは童話なのに、書かれているのは残酷で暴力的な現代社会、という不思議な味わいの作品に仕上がっています。
もう亡くなってしまった両親と暮している子供時代の回想が、僕としてはグッときました。お奨めです。

2018年3月21日水曜日

『すばる』で温又柔さんと対談しました

『すばる』2018年4月号で温又柔さんと対談しました。
http://subaru.shueisha.co.jp/
「居場所を肯定する力」という題名で、話題作『真ん中の子どもたち』について語り合っています。
温さんと話すといつも楽しいですね。4月1日にはまた下北沢B&Bで対談をします。楽しみです。
http://bookandbeer.com/event/20180401_a/

『新潮』でデリーロ「痒み」を訳しました

『新潮』2018年4月号でドン・デリーロの短篇「痒み」を訳しました。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/
離婚した男性が全身の痒みに襲われる、というだけの短篇ですが、切り詰められた文章が心地よいです。やっぱりデリーロはすごく魅力のある作家だなあ、としみじみ感じました。

2018年3月18日日曜日

『ほんのひとさじvol.8』2018年3月1日号にエッセイを書きました

書肆侃侃房のPR誌『ほんのひとさじvol.8』2018年3月1日号にエッセイを書きました。
駅特集で、「香椎駅のこと」というタイトルです。
http://www.kankanbou.com/kankan/
ご興味があれば。

2018年3月17日土曜日

『英語教育』4月号にシルヴィア・プラス『ベルジャー』について書きました

『英語教育』(大修館書店)2018年4月号にシルヴィア・プラス『ベルジャー』について書きました。
https://www.taishukan.co.jp/book/b355369.html
これは「境界から響く声たち--現在を映す20世紀文学」という連載の第1回です。今の視点から、20世紀文学の古典を読み返していきます。
この連載に関連して、下北沢B&Bでは全4回のイベントを予定しています。1回目中村和恵さんとジーン・リース『カルテット』を読みました。2回目は4月1日で、温又柔さんとサンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』を読みます。ご興味があれば。
http://bookandbeer.com/event/20180401_a/


2018年3月16日金曜日

4月4日に絵本作家の長田真作さんとイベントをします

2018年4月4日に絵本作家の長田真作さんとイベントをします。
https://goo.gl/Tkmfdq
https://goo.gl/geC7oQ
場所はReadin’ Writin’ BOOK STOREで、入場料は1000円、時間は18時半会場、19時スタートです。
宣伝文は以下の通りです。ご興味があれば。

絵本作家の長田真作さんとアメリカ文学者の都甲幸治さんをお招きして、『すてきなロウソク』(共和国)刊行記念トーク「絵本と世界文学」を4月4日(水)に開催します。
 
あのモンスターコミック『ONE PIECE』の絵本版『光と闇と:ルフィとエースとサボの物語』を刊行して、いまもっとも脚光を浴びている絵本作家、長田真作さん。
その記念すべき10作目が、共和国から1月に発売された『すてきなロウソク』です。
そこで今回はアメリカ文学者の都甲幸治さんをゲストにお招きして、絵本というジャンルを超えた、〈世界文学〉の視点から長田さんの作品を読んでみようというトークイベントです。
白と黒だけで構成された画面にうかぶ、とんがりあたまのパロムのロウソク。このロウソクの火がいろんな人の手にわたり、世界を照らすと……。
長田さんの『すてきなロウソク』は、不思議な読後感を呼びおこす傑作ですが、では、こうした表現は、文学なのでしょうか、それともアートなのでしょうか? 
絵を見るだけなら、ことばを超えて世界に通用するのでしょうか? 
そうしたテーマを、これまで〈世界文学〉の視点から多数の評論や翻訳を送り出してきた都甲幸治さんと一緒に、存分に語りあっていただきます。
 
2018年4月4日(水)午後6時半開場/午後7時開演
参加費1000円
ご予約・お問い合わせはinfo@readinwritin.net/電話03-6321-7798
 
長田真作(ながた・しんさく)
1989年、広島県生まれ。2016年より絵本作家としてデビュー。これまでに13作を発表しているほか、雑誌連載やアパレルとのコラボレーションなど、多岐にわたって活躍中。
近作に、『光と闇と:ルフィとエースとサボの物語』(集英社)、『ちなつくん』『ことはちゃん』(イースト・プレス)、『風のよりどころ』(国書刊行会)、『もうひとつのせかい』(現代企画室)などがある。
 
都甲幸治(とこう・こうじ)
1969年、福岡県生まれ。早稲田大学教授、翻訳家。「世界文学」を切り口に、わかりやすく明晰な批評・書評が、文芸誌や新聞でもつねに話題の気鋭のアメリカ文学者。
おもな著書に、『狂喜の読み屋』(共和国)、『21世紀の世界文学30冊を読む』(新潮社)、『世界の8大文学賞:受賞作から読み解く現代小説の今』(共著、立東舎)など。
おもな翻訳に、チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ』(河出文庫)、ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』(共訳、新潮社)、ドン・デリーロ『天使エスメラルダ 9つの物語』(共訳、新潮社)など多数。

連載エッセイ『街と小説』アップしました

立東舎のサイトに連載エッセイ『街と小説』をアップしました。
http://rittorsha.jp/column/cat10/
これは国内外の街を背景とした文学作品について語りながら、自分の体験の話もする、という連載です。今回は第1章「本郷編」のプロローグと夏目漱石『三四郎』についてです。

2018年3月15日木曜日

4月1日にB&Bで温又柔さんとイベントをします

2018年4月1日15時から、下北沢B&Bで温又柔さんとイベントをします。
http://bookandbeer.com/event/20180401_a/
タイトルは「シカゴの少女時代」で、サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』(白水Uブックス近刊予定)について語り合います。
英語にスペイン語が混じるこの本を読んで、台湾出身の温さんは大いに影響を受けたそうです。ご興味があれば!