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2015年10月11日日曜日

朝日新聞で芳川泰久先生と対談しました

朝日新聞で芳川泰久先生と対談しました。
http://www.asahi.com/articles/ASHB87KLKHB8UCVL01X.html
10月13日火曜日の夕刊に掲載される予定です。
「世界文学に「越境」の潮流」というタイトルで、複数の言語や文化を越えた作品が今後の世界文学の中心になっていくのではないか、と語り合いました。
芳川先生は最近、プルーストやフローベールに関する翻訳や評論を立て続けにだされています。その量も質もトップクラスです。どうして還暦を過ぎてもこれほどの圧倒的な仕事ができるのでしょう。本当に驚いてしまいます。
実際に会うと、朗らかで謙虚な人柄が思考の柔軟性を裏打ちしていることが良く分かります。目標とすべきこうした先輩と知り合うことができてすごく幸せです。

芳川泰久先生の最近のお仕事

著書
『謎とき 『失われた時を求めて』(新潮社)
『『ボヴァリー夫人』をごく私的に読む 自由間接話法とテクスト契約』(せりか書房)

翻訳
フローベール『ボヴァリー夫人』(新潮文庫)
プルースト『縮約・失われた時を求めて 全一冊』角田光代共訳(新潮社)