ページ

2017年7月24日月曜日

『週刊新潮』で 今村夏子『星の子』について書きました

2017年7月20日号の『週刊新潮』で 今村夏子『星の子』について書きました。ここで全文を読むことができます。
https://www.bookbang.jp/review/article/535303
今回は惜しくも芥川賞を逃してしまいましたが、今村夏子の素晴らしさはそんなことでは揺るぎません。今回の作品では両親が宗教にはまるという難しい設定ですが、主人公の少女の、ひょうひょうとしたユーモアのある語りは健在です。家族とは何か、愛とは何かなどについて考えさせられる傑作です。