NHKラジオの番組「文庫で味わうアメリカ短編」が10月1日から始まります。全13回の予定です。トウェインやメルヴィルなどアメリカ文学の古典的な作品から、イーユン・リーなど現在の作品まで、まんべんなく読んでいきます。どれも文庫本で入手可能な作品ばかりです。
ちなみに作品は以下のとおりです。
①イントロ②ポー「黒猫」(モルグ街の殺人事件)③メルヴィル「書記バートルビー」④トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」(ジム・スマイリーの跳び蛙)⑤アンダーソン「手」(ワインズバーグ、オハイオ)⑥フィッツジェラルド「バビロン再訪」⑦・フォークナー「孫むすめ」⑧ヘミングウェイ「白い象のような並み」⑨カポーティ「誕生日の子どもたち」(ティファニーで朝食を)⑩カーヴァー「足もとに流れる深い川」⑪オブライエン「レイニー川にて」(本当の戦争の話をしよう)⑫イーユン・リー「優しさ」(黄金の少年、エメラルドの少年)⑬チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ「アメリカにいる、きみ」(なにかが首のまわりに)
この番組は、NHKカルチャーセンター青山教室の同名の授業を収録し、そのまま放送しています。そしてなんとこの授業は現在進行中です。生でも聞きたい方は青山教室までいらしてくたざい。