2018年12月6日の『週刊新潮』でピョン・ヘヨンの『ホール』(書肆侃侃房)を書評しました。
https://www.bookbang.jp/review/article/561379
http://www.kankanbou.com/books/kaigai/kankokujyosei/0343hole
交通事故で半身不随になった主人公オギが、同じ事故で亡くなった妻の母親に介護されるも、実はだんだんと追い込まれていく、というお話です。さすがシャーリイ・ジャクソン賞受賞作だけに十分恐いですね。義理の母親が日本と韓国両方の血を引くという設定にも興味が湧きます。