2018年7月21日の朝日新聞朝刊で山崎佳代子『パンと野いちご』を書評しました。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13597801.html?iref=pc_ss_date
ユーゴスラビア内戦のとき、クロアチア系やムスリムの難民については多くが語られましたが、セルビア系の難民についてはあまり報道がありませんでした。山崎は実際に元難民たちに会って、彼らの言葉を聞き書きしていきます。戦争のなか正気を保つために、日々料理を続けていたという記述に感銘を受けました。