『たべるのがおそい』vol.4(書肆侃々房)にエッセイを書きました。
http://www.kankanbou.com/kankan/index.php?itemid=823
タイトルは「読んでいて涙が出る本」です。
主に末井昭『結婚』(平凡社)、今村夏子『こちらあみ子』(ちくま文庫)、戌井昭人『俳優・亀岡拓次』(文春文庫)について書きました。どもれいいなあ。
とはいえ、パク・ミンギュ『ピンポン』(白水社)、アダム・スミス『道徳感情論』(日系BPクラシックス)、千石剛賢『父とは誰か、母とは誰か』(春秋社)、フレデリック・ダグラス『アメリカの奴隷制を生きる』(彩流社)、ヘンリー・ジェイムズ『デイジー・ミラー』(新潮文庫)、アレクシス・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー』(岩波文庫)なんかの話もちょっとずつしています。
書肆侃々房は福岡の熱い出版社です。今村夏子『あひる』なんてすごかった。こないだは澤西祐典さんの『別府フロマラソン』なんて素敵な本も出してくれました。
東京にないからこそできることってたくさんあるんだなあ、ということをはっきりと教えてくれる会社です。