2016年9月23日に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』が立東舎から発売されます。
https://goo.gl/qqNZN8
芥川賞、直木賞といった国内、そしてノーベル文学賞、ブッカー賞といった海外の主要な文学賞8つを選んで、受賞作を持ち寄り、ひたすら鼎談し続けました。キツかったけどだいぶ勉強になりました。目次は以下のとおりです。
1 これを獲ったら世界一?「ノーベル文学賞」
都甲幸治×中村和恵×宮下遼
登場作家:アリス・マンロー、オルハン・パムク、V・S・ナイポール
2 日本で一番有名な文学賞「芥川賞」
都甲幸治×武田将明×瀧井朝世
登場作家:黒田夏子、小野正嗣、目取真俊
3 読み始めたら止まらない「直木賞」
都甲幸治×宮下遼×石井千湖
登場作家:東山彰良、船戸与一、車谷長吉
〈コラム〉まだまだあるぞ世界の文学賞 都甲幸治
4 当たり作品の宝庫「ブッカー賞」
都甲幸治×武田将明×江南亜美子
登場作家:ジョン・バンヴィル、マーガレット・アトウッド、ヒラリー・マンテル
5 写真のように本を読む「ゴンクール賞」
都甲幸治×藤野可織×桑田光平
登場作家:マルグリット・デュラス、ミシェル・ウエルベック、パトリック・モディアノ
6 アメリカとは何かを考える「ピュリツァー賞」
都甲幸治×藤井光×谷崎由依
登場作家:ジュンパ・ラヒリ、スティーヴン・ミルハウザー、エドワード・P・ジョーンズ
〈コラム〉文学賞に縁のない作家たち 藤井光
7 チェコの地元賞から世界の賞へ「カフカ賞」
都甲幸治×阿部賢一×石井千湖
登場作家:フィリップ・ロス、閻連科、エドゥアルド・メンドサ
8 理解するということについて「エルサレム賞」
都甲幸治×阿部公彦×倉本さおり
登場作家:J・M・クッツェー、イアン・マキューアン、イスマイル・カダレ
発売はちょっと先ですが、御興味があれば。
2016年7月28日木曜日
2016年7月12日火曜日
7月22日に柳原孝敦さんと対談します
7月22日に紀伊國屋書店新宿南店で柳原孝敦さんと対談します。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-South-Store/20160708163647.html
場所は3階のふらっとすぽっとで午後6時半から、予約不要・入場無料です。
ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』発売記念で、僕はこの本の解説も書かせていただいています。
カタルーニャの海岸のリゾートホテルでドイツ人の青年が謎の中南米人と延々ウォーゲームをやる、という作品で、ボラニーョならではの楽しみに満ちた作品です。
柳原孝敦さんはこの『第三帝国』意外にも、『野生の探偵たち』を訳していらっしゃいますよね。バスケスやアイラもとても面白かったです。水準の高い素晴らしいお仕事を続けている方です。
ラテンアメリカ文学だけでなく、現代の世界文学に御興味がある方はぜひ。
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-South-Store/20160708163647.html
場所は3階のふらっとすぽっとで午後6時半から、予約不要・入場無料です。
ロベルト・ボラーニョ『第三帝国』発売記念で、僕はこの本の解説も書かせていただいています。
カタルーニャの海岸のリゾートホテルでドイツ人の青年が謎の中南米人と延々ウォーゲームをやる、という作品で、ボラニーョならではの楽しみに満ちた作品です。
柳原孝敦さんはこの『第三帝国』意外にも、『野生の探偵たち』を訳していらっしゃいますよね。バスケスやアイラもとても面白かったです。水準の高い素晴らしいお仕事を続けている方です。
ラテンアメリカ文学だけでなく、現代の世界文学に御興味がある方はぜひ。
2016年6月28日火曜日
7月3日『英語で読む村上春樹』に出演します
7月3日に、NHKラジオ第二の『英語で読む村上春樹』に出演します。
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/yomu/
ゲストのコーナーで、村上春樹の海外での読まれ方や、村上春樹による外国文学の日本語訳について語りました。
本放送 7月3日(日)23:00~23:30
再放送 7月9日(土)12:10~12:40
なお本放送の翌週、月曜午前10:00から1週間ストリーミング放送もあります。
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/yomu/
ゲストのコーナーで、村上春樹の海外での読まれ方や、村上春樹による外国文学の日本語訳について語りました。
本放送 7月3日(日)23:00~23:30
再放送 7月9日(土)12:10~12:40
なお本放送の翌週、月曜午前10:00から1週間ストリーミング放送もあります。
2016年4月21日木曜日
バスケス『物が落ちる音』書評しました
2016年4月17日の北海道新聞でフアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』(松籟社)を書評しました。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0055661.html?page=2016-04-17
コロンビアの作家というと何と言ってもマルケスが有名ですが、続々と若い世代が現れているようです。バスケスのこの作品は、麻薬戦争やアメリカとの関係を踏まえて、個人や国家はどのようにトラウマを乗り越えるかが淡々と書かれています。
繊細で大胆な筆致は、普段中南米文学を読み慣れていない人でも楽しめるのではないでしょうか。
バスケスは4月26日に東京外国語大学でイベントもするようです。御興味がある方はぜひ。
http://www.tufs.ac.jp/event/general/jg.html
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0055661.html?page=2016-04-17
コロンビアの作家というと何と言ってもマルケスが有名ですが、続々と若い世代が現れているようです。バスケスのこの作品は、麻薬戦争やアメリカとの関係を踏まえて、個人や国家はどのようにトラウマを乗り越えるかが淡々と書かれています。
繊細で大胆な筆致は、普段中南米文学を読み慣れていない人でも楽しめるのではないでしょうか。
バスケスは4月26日に東京外国語大学でイベントもするようです。御興味がある方はぜひ。
http://www.tufs.ac.jp/event/general/jg.html
2016年4月12日火曜日
青山南編訳『パリ・レヴュー・インタビュー』書評しました
2016年4月16日号の図書新聞一面で青山南編訳『パリ・レヴュー・インタビュー』(岩波書店)の書評をしました。
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_article.php
かなり長い書評になっています。
この度岩波書店から上下二冊組で刊行された本書ですが、主に英語圏の文学を理解する上では非常に優れたものとなっています。取り上げられている作家も、ヘミングウェイ、モリソン、マンローなど、現代を代表する作家ばかりです。しかもインタビューの質が素晴らしいです。何度も作家のところに通って作った原稿を圧縮し、作家本人にも加筆してもらっているそうです。この本を読めば、現代文学に関する見通しはかなり明るくなるのではないでしょうか。
青山南さんはコツコツと本当に素晴らしい仕事をなさっていらっしゃいますよね。こういう先輩の生きざまを見習いながら僕も頑張って行きたいです。
4月23日追記
ウェブ上に全文が公開されました。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_3251_2-1.html
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_article.php
かなり長い書評になっています。
この度岩波書店から上下二冊組で刊行された本書ですが、主に英語圏の文学を理解する上では非常に優れたものとなっています。取り上げられている作家も、ヘミングウェイ、モリソン、マンローなど、現代を代表する作家ばかりです。しかもインタビューの質が素晴らしいです。何度も作家のところに通って作った原稿を圧縮し、作家本人にも加筆してもらっているそうです。この本を読めば、現代文学に関する見通しはかなり明るくなるのではないでしょうか。
青山南さんはコツコツと本当に素晴らしい仕事をなさっていらっしゃいますよね。こういう先輩の生きざまを見習いながら僕も頑張って行きたいです。
4月23日追記
ウェブ上に全文が公開されました。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_3251_2-1.html
2016年4月3日日曜日
『東欧の想像力』に「英語のなかの東欧系文学」を書きました
奥彩子・西成彦・沼野充義編『東欧の想像力』(松籟社)に「英語のなかの東欧系文学」を書きました。
http://shoraisha.com/main/book/9784879843432.html
編者の方々を初め、非常に優れた研究者が集まって東欧文学について解説したガイドブックです。僕はアメリカ文学における東欧のイメージについて書きました。こうした機会を与えていただきどうもありがとうございました。
http://shoraisha.com/main/book/9784879843432.html
編者の方々を初め、非常に優れた研究者が集まって東欧文学について解説したガイドブックです。僕はアメリカ文学における東欧のイメージについて書きました。こうした機会を与えていただきどうもありがとうございました。
「英語教育』でジョイス・キャロル・オーツについて書きました
「英語教育』2016年4月号でジョイス・キャロル・オーツについて書きました。
http://www.taishukan.co.jp/book/b220195.html
これは「世界の小説と現代人のこころ」という連載で、まずは一年ほど続く予定です。アメリカ合衆国を初めとする海外の文学について、思うところをゆったりと書いていきたいと思っています。
大修館書店の『英語教育』といえば、2007年から2008年まで「サブカルチャー探検隊」というタイトルで、アメリカ合衆国の映画やアニメなどについて連載していました。僕の初めての連載でした。これはまだ単行本には収録されていませんが。早いものであれから10年ほど経つんですね。
考えてみれば、あそこで書くことについて初めて本格的に鍛えられた気がします。恩返しも含めて、今回もがんばって書いていきたいと思っています。
http://www.taishukan.co.jp/book/b220195.html
これは「世界の小説と現代人のこころ」という連載で、まずは一年ほど続く予定です。アメリカ合衆国を初めとする海外の文学について、思うところをゆったりと書いていきたいと思っています。
大修館書店の『英語教育』といえば、2007年から2008年まで「サブカルチャー探検隊」というタイトルで、アメリカ合衆国の映画やアニメなどについて連載していました。僕の初めての連載でした。これはまだ単行本には収録されていませんが。早いものであれから10年ほど経つんですね。
考えてみれば、あそこで書くことについて初めて本格的に鍛えられた気がします。恩返しも含めて、今回もがんばって書いていきたいと思っています。
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